滝上町の特産品を学ぶ ハッカと七面鳥
2021年09月30日(木)
9月27日(月)、滝上小学校と濁川小学校の3年生15名が地域の特産品を学ぶため
ハッカと七面鳥の生産者を訪ね、ハッカの蒸留と七面鳥の飼育を見学しました。
トラックにいっぱい積まれたハッカからバケツ2つ分のハッカ油しか取れないと聞き、小学生も
驚きを隠せませんでした。
油を蒸留した後のハッカは畑の敷き藁や牛の胃腸薬として飼料になるそうです。
マスクをしていても濃厚なメントールの香りで喉がスースーします。
ハッカを生産する瀬川さんに学校で考えてきた質問をします。
「ハッカを育てている畑の広さはどのくらいですか?」
「6haです。そんなに広くないんだけど日本の和ハッカの生産量の95%を滝上町で生産しています。手作業が多い大変手のかかる農産物です。」
その後、とんたんファームに行ってハッカを刈り取った後の畑を見学しました。
「刈り残ったハッカの葉を一枚摘んでください。
さっきの蒸留場の香りとも違うでしょ。」と生産者の佐々木さん。
そして、最後に七面鳥を見せていただきました。
「七面鳥は気性が荒いので、大きな声は出さないように。」と教えてもらった児童は
「白い…」「大きい…」と小さな声で初めて見る生きた七面鳥に驚きを表わしていました。
お忙しいなか児童の学習のため貴重なお時間をさいて対応してくださったみなさん、本当にありがとうございました。