プロジェクトWild鳥編「コタンコルカムイの森」
2019年01月7日(月)
年の瀬も押迫った12月29日(土)、中学校教諭の冨山光太郎さんを講師にお招きして、
シマフクロウの生態を学ぶ「コタンコルカムイの森」を実施し、町民23名が参加しました。
映像を見ながら、シマフクロウの大きさや巣の様子など説明を受けました。
「翼を広げると、こんなに大きいんだよ!」
子ども達は手島圭三郎さんの「シマフクロウのみずうみ」の読みきかせを聞いて、
その特徴や生活のようす、気づいたことをホワイトボードに書留め発表しました。
大人の参加者は米袋やクラフト用紙を使って、実物大のシマフクロウづくり。
やり始めるとついつい熱がこもり、1枚ずつ羽を表現したくなったりしてキリがありません。
その間、子どもは紙袋を使って、餌のネズミをくわえた小さなフクロウを作りました。
シマフクロウが卵を産むためには大きなシマフクロウが入るほどの木の洞が必要とのこと。
その大きさを実感するためにシートパネルで実物大のフクロウを入れる巣を作ってみました。
滝上町にはニジマス、アメマスなどシマフクロウの餌になる魚がたくさんいます。
冨山先生は「僕の代では無理かもしれないけど、いつか滝上にもシマフクロウが戻ってくると
信じています。」と力強く仰っておりました。
その日を信じて、みんなでこの豊かな自然を守り続けなければならないと、参加者一同思いを
新たにした1日となりました。
冨山先生、貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。